アカデミー賞で作品賞を受賞した『グリーンブック』は、日本人の大半の観客にとっ
て「ラストも良くって、とても素晴らしい映画ですね」という感想を持つのではない
でしょうか。
私はもそうで、「予定調和的に終わるけれど、良い映画、教材にしたい」と思いました。
ですが、アメリカ人として、マイノリティーの立場から見ると、全く違う見方が存在するのも事実です。
この映画、「白人による目線で、人種差別を語る映画」、「白人の観客に気にいられる黒人の物語に書き変えられている」といった批判、つまり、whitesplain(白人が講釈をたれる)だと言われているのです。
ですが・・・
ドクター・シャーリーを演じた マハーシャラ・アリがインタビューで語っていたことですが、「スパイク・リー監督の作品は見に行かないという白人がいる。ピーター・ファレリー監督だから、多くの白人が劇場に足を運んだんだ。出来る限り多くの人に見てもらえることが大事だし、啓蒙になっていくのだと思う」と。
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では、本日より『グリーンブック』を扱っています。
劇場に行かれる前にセリフをチェックしてみてはいかが
でしょう。
http://www.mag2.com/m/0000158066.html
『グリーンブックでは』クリス・バワーズが音楽を手掛けていることもあり、
サントラを手元においておきたくなりますね。↓
- アーティスト: サントラ,ジーン・オースティン,ナサニエル・シルクレット,ジェラルド・ヒューイ・ラムゼイ,ジョニー・メイ・マシューズ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2019/02/27
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