『逆転のトライアングル』の原題は‘Triangle of Sadness’で、直訳すると「悲しみの三角形」ですが、スウェーデンの鬼才リューベン・オストルンド監督によれば、このタイトルは、ボトックスで容易に直すことが可能な「眉間のしわ」を指す美容外科の業界用語が元になっているのだそう。
Triangle of Sadness、映画が始まってすぐのシーンで出てきます。
オーディション中、ポージングを取っているモデルに向かってこう言います。
Can you relax your Triangle of Sadness?
悲しみの三角形をゆるめて。(モデルがわからない様子なので)
It's like between your eyebrows here.
字幕は「ボトックスが必要だね」となっていました。
『逆転のトライアングル』は「ファッション業界、ルッキズム、格差[階級]社会」を風刺しした作品。
配給: ギャガ
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