本日のコラム「 Barmbrack Cake」はTaraさんが書いてくださいました。
Barmbrack Cake
ハロウィーンの頃帰ってくるあの人にささげるバーンブラック（Barmbrack Cake）はアイルランドでハロウィーンに食べられる、ケルトの伝統的なドライフルーツ入りのパンまたはケーキです。先日NHK「グレーテルのかまど」で紹介されました。一般的なフルーツケーキは、バターに砂糖、粉を加え、ラム酒漬けのドライフルーツをたっぷり混ぜ焼き上げる贅沢なお菓子ですが、バーンブラックはとても質素な配合。中でも特徴的なのはレーズンとカレンツを熱いblack teaに一晩漬けること、バターは使用せず、スライスして頂くときに塗るというものです。
このテレビ番組を見た後、驚いたことに、15年ほど前にこのケーキに出会っていたことを突然、思い出しました。なんて素敵な邂逅。ETMでご一緒していたクラスの方が、イギリス留学中にホストファミリーから貰ったというレシピとのことで、bakingを頼まれました。バターを入れないなんて、大丈夫かしらと半信半疑でした。カロリーオフのお味は悪くはありませんが。バターを塗って食べることで完成する味、バターの風味をダイレクトに感じる美味しさです。
ケルト人の質実な暮らしの知恵と工夫がしのばれます。
Dried fruitを紅茶に漬けるからでしょうか。そのレシピには、‘Stamford Tea Loaf’とありました。
皆さんにご紹介しますね。（ずっとレシピを持っていたことが信じられないです。）150℃で1時間半の焼時間です。（oz＝オンス 28ｇ）
12 oz luxury dried fruit
4 oz Demerara sugar
7.5 fluid oz cold tea
1 large egg
8 oz Self raising Flour
紅茶と一緒に、是非、ご賞味あれ！
<Tara>
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