「コロナ禍で使われる"bubble」について、講師のSunflowerさんが「英会話 使えるこの一言 映画は日常会話常套句の宝庫」のためにコラムにまとめてくださいました。↓
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'bubble'と言ってすぐに浮かぶのは、1990年前後なら「バブル景気」の「バブル」、お酒好きな方にとっては"シャンパン"、そして、昨年の2020年のロックダウン前後からはこの「バブル(生活や行動などを共にしている共同体)」のことでしょうか。
bubble: a small group consisting of more than one household up to a maximum of 10 people allowed to socialise used as a means of easing the Covid-19 lockdown
Definition of social bubble | New Word Suggestion | Collins Dictionary
イギリス政府はもっぱら"bubble"を使ってガイドラインを示しています。"social bubble"以外に、一人住まいや一家に大人が一人の場合などに限り"support bubble"など。
一方、アメリカではロックダウン時、同じことを表す単語はbubble以外にもあります。以下のCNNの記事を見ると、昨年4月の段階では、”bubble”がこの意味でまだ定着していなかったことを示していると言えます。
” Call it your cohort, your pod, your bubble, your squad, or your quaranteam. Whatever you call it, forming a group to go through the next few months could be key to getting through the summer with your mental health intact.” <CNN>
旅行でも"travel bubble"、スポーツの分野でも"sports bubble"という新語が出てきました。(東京オリンピックでも、このバブル(選手や関係者の外部との接触を遮断する)方式が検討されているようです。)
Life inside a major sports bubble
「何かを共にする集合体」という意味の"bubble"、今後も様々な分野で広がっていくことでしょう。
cf.)”American Dialect Society”は、bubble/podを"2020 Words of the Year"の"Most Useful"というカテゴリーにノミネートしています。
https://www.americandialect.org/wp-content/uploads/2020-Word-of-the-Year-PRESS-RELEASE.pdf