ウィリアム・ワーズワース(1770年、湖水地方生まれ)の詩に、"The Tables Turned"があります。
岩波のイギリス名詩選(1990年)では「発想の転換をこそ」と訳されていますが、どうもしっくりこない気がするような・・・と思っておられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。(ここ数年、新たに翻訳本が発刊されるケースが増えている理由の一つのようです)
しっくりくると思える訳を以下にご紹介します。
The Tables Turned.
1) 形勢一転
豊田 恵美子 先生(イギリスロマン派学会理事、オックスフォード大学客員研究員)
2)形勢逆転
岩崎豊太郎先生(神奈川大学)
3)攻守所を変える
(桂山康司先生、京都大学)
BTW,『メン・イン・ブラック:インターナショナル(MIB Intl)』 に以下のようなセリフがありました。
"Looks like the tables have turned.(形勢が逆転したようだ。)"
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解説には、他動詞のturnを使った"turn the tables"を紹介しています。(この一言を書いていなかったため、混乱させてしまったかもしれません。申し訳ありません。)
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